こんにちは!
快適な在宅ワークライフを目指す、
快宅ワーママのyuriです。
夏休み中、お子さんと一緒に家で過ごしながら仕事をしなければならない在宅ワーカーの皆さま、お疲れさまです!
我が家もこの夏は3歳と7歳が大騒ぎの中仕事をしなければならないのですが、親子共通の楽しみとして、よく絵本を読み聞かせする時間を作って息抜きしています。
この記事では、実際に幼稚園〜小学校低学年の子供たちと読んでいて、夢中になれる!盛り上がる!と感じた夏にぴったりのおすすめ絵本を7冊ご紹介します^^
- 『めっきらもっきらどおんどん』作:長谷川摂子 絵:ふりやなな / 福音館書店
- 『おばけのてんぷら』 作・絵:せなけいこ / ポプラ社
- 『おしいれのぼうけん』 作:ふるたたるひ たばたせいいち / 童心社
- 『ねこのはなびや』 作・絵:渡辺有一 / フレーベル館
- 『はじめてのキャンプ』作・絵 林明子 / 福音館書店
- 『れいぞうこのなつやすみ』作:村上しいこ 絵:長谷川義史 / PHP研究所
- 『せんたくかあちゃん』作・絵:さとうわきこ / 福音館書店
私自身は、小学校教諭だった母の影響で幼い頃から絵本が大好き。
現在小学校の読み聞かせサークルにも参加中です♪
子供のお世話もあって仕事が思うように進まずイライラする時は、気分転換と親子のコミュニケーションも兼ねて絵本の読み聞かせをしてみませんか?
今回は夏にぴったりのテーマで、読み手も聴き手も夢中になれて、読み終わった後元気が出るものを選びました!
絵本『めっきらもっきらどおんどん』夏の不思議な出会いが楽しめる読み聞かせ
夏の不思議な出会いを楽しむならこの絵本『めっきらもっきらどおんどん』の読み聞かせがおすすめ!
「あそぶともだちがだれもいない。みんなどこへいったのかな?」
ムシャクシャしたかんたが大声でめちゃくちゃな歌を歌うと、神社の木の穴から奇妙な声が聞こえてきて…。
夜の山に着いたかんたが出会ったのは、名前も格好もへんてこりんな3人組。
出てくる遊びはどれも楽しそうだし、みんなで一緒に食べるおやつもとっても美味しそう!
3人組に比べて幼く見えるかんたが一番しっかり振舞っている様子は微笑ましく、最後のシーンとの対比にキュンときます。
タイトルや表紙から何だか怖そうな雰囲気を感じるかもしれませんが、中は心躍る楽しいシーンばかり!
「めっきらもっきらどおんどん」で終わる歌にはついつい口に出して言いたくなってしまう魅力があるので、お子さんと一緒に声を揃えて読むと楽しさ倍増ですよ♪
絵本『おばけのてんぷら』夏にぴったり、おばけが登場する絵本を読み聞かせ
聞くだけで好奇心がムクムク、想像が膨らむタイトル『おばけのてんぷら』って一体何のこと?
気になったならぜひ読み聞かせを!
夏にぴったり、おばけが登場する絵本なのですが、おばけの怖さとはまた別のハラハラドキドキな展開に子供は夢中。
のんきでおっちょこちょいな主人公のうさこが天ぷらを作ろうとするとあら大変。
ちょうどそこへいい匂いに誘われやってきた食いしん坊おばけの運命やいかに…!
せなけいこさんといえば『ねないこだれだ』のようにおばけが出てくる絵本が他にもありますが、我が家で一番人気なのがこの『おばけのてんぷら』。
まるで落語のような展開で面白い!と感じていたのですが、せなけいこさんの旦那様は落語家さんだったと知り納得!
最後は親子で大笑いすること間違いなし!?
『おばけのてんぷら』の真相、ぜひその目で確かめてください(笑)
絵本『おしいれのぼうけん』スリル満点の冒険に出て退屈を吹き飛ばせ!夏の読み聞かせにおすすめ
『おしいれのぼうけん』は家にいながら親子でスリル満点の冒険に出ることができる絵本で、夏休み半ば、お子さんの退屈を吹き飛ばしたいときに読み聞かせるのにおすすめ!
「さくらほいくえんには、こわいものがふたつあります。ひとつはおしいれで、もうひとつは、ねずみばあさんです。」
2人の男の子、あきらとさとしが保育園の押入れの中で繰り広げる冒険とその成長を描いたストーリーになっていて、80ページもあり読み応え抜群。
あきらとさとしが先生に叱られ閉じ込められてしまう暗い暗い押入れのイメージや、ねずみばあさんというちょっと不気味なキャラクター、壁の染みや模様が人間の横顔や真っ暗闇のトンネルに見えてくる…
そういったエピソードが出てくるたび、先生に怒られた時のことや、あんなことが怖かったなぁという私自身の幼い頃の記憶や感情も呼び起こされます。
「怖いけど、続きが気になる…」そう言って怖がりながらも一心にお話を聞いている子供たちの様子は、もしかするとねずみばあさんの魔力にかかってしまっているのでは…?と思うことも。
あきらとさとし、そしてお子さんと一緒にハラハラドキドキ!手に汗を握りながらページをめくってみてください^^
絵本『ねこのはなびや』お家で夏の花火大会ができちゃう!?読み聞かせる側も大興奮
『ねこのはなびや』は、お家で夏の花火大会が開催できちゃいそうなくらい、鮮やかな色合いやページが広がる仕掛けが楽しい絵本。
文章の口調やテンポがノリノリで、読み聞かせる側もついつい大興奮してしまいます^^
しろねこぐみ、くろねこぐみ、とらねこぐみが花火の技と度胸を見せようとそれぞれとっておきの花火を打ち上げて競い合うストーリーなのですが、どの組の花火も素敵で勝ち負けなんて決められない!
子供たちは「くろねこぐみが勝ちだ!」「とらねこぐみの方がすごいぞ!」などと応援して楽しんでいます。
3組が一緒に準備してきたという最後の大仕掛け花火は大迫力なので、お見逃しのないように!
絵本『はじめてのキャンプ』この夏キャンプデビューするお子さんの読み聞かせに
『はじめてのキャンプ』は、この夏キャンプデビューするよ〜、キャンプに行くよ〜というお子さんがいたら、ぜひ読み聞かせをおすすめしたい絵本です。
キャンプは子供にとって特別なイベント。
大きいお兄さんお姉さんたちと、どうしても一緒にキャンプに行きたいなほちゃんは、大きい子たちのように重い荷物を持って歩くこと、泣かないこと、ご飯を炊く薪を集めること、夜暗くても怖がらないこと、暗い外にひとりでもおしっこに行くことを宣言し、みんなと一緒に出発します。
そうして困難に負けず頑張り、夜まで楽しい時間を過ごしたなほちゃんですが、夜寝る前にこわ〜い話を聞いたあとにひとりで行くトイレはとびっきり怖い…大人でも怖い!
さて、なほちゃんは無事、ひとりでトイレに行けるのでしょうか?
親目線だとなほちゃんの頑張りや成長を感じられて終始ほっこりしますが、我が家の子供たちはなほちゃんの気分で物語に入り込み、なほちゃんと一緒に悔しくなったり怖くなったり得意になったりして、最後は満足そうな顔で読み終えます。
読んだ後に「キャンプに行きたい!」とお子さんが言い出したならきっと、なほちゃんみたいにひとりでトイレに行ける…はず!?
絵本『れいぞうこのなつやすみ』夏、冷蔵庫が壊れた!関西弁が楽しい読み聞かせ
『れいぞうこのなつやすみ』は、暑い夏に冷蔵庫が壊れてしまうところから始まり、想像もつかない展開が次から次へと起こるドタバタ絵本!
ビールは冷えずアイスはアイス汁になってしまっているという、自分の家に置き換えると最悪な状況の中、夏休みをもらってプールへ行ってみたい!と冷蔵庫が喋り出し…。
ポンポン繰り出される関西弁の掛け合いが読み聞かせていて実に楽しく、話を一層盛り上げてくれます。
「れいぞう子」だから女の子だと主張し、お母ちゃんのビキニを着てプールで泳ぐ冷蔵庫に子供たちは大爆笑!
ダイナミックな長谷川義史さんの絵も、このお話にぴったり。
3部に分かれているので小分けして読むこともできそうですが、きっと面白すぎて一気に読んでしまうと思います♪
絵本『せんたくかあちゃん』夏は洗濯日和!読み聞かせ後はカラッと明るい気持ちに
『せんたくかあちゃん』は、読み聞かせた後、まるで夏の洗濯日和のようにカラッと明るい気持ちになれる絵本です。
洗濯することが大好きな母ちゃんは、今日も家の中のものをぜーんぶゴシゴシ、傘や靴、逃げる子供たちも犬も猫も!なんでもかんでもジャブジャブ洗い上げてしまいます。
そして干された子どもたちの「へそ」を狙って空からカミナリさまが落ちてくるのですが、それがなんとも汚いカミナリさまで…。
見事カミナリさまを満足させて帰ってもらうのですが、次の日また事件が起こります。
それに対するかあちゃんの一言が頼もしいったらありゃしない!
自分のことは置いておいてにはなりますが(笑)、やっぱり”かあちゃん”はこうでなくっちゃなぁ〜!とニヤケます。
全部が干された見開きのページで、犬はどこかな?なんて探し物をするのも盛り上がりますよ♪
絵本の読み聞かせタイムで、夏休み中の在宅ワークを快適に!
絵本の読み聞かせタイムを作ることが、我が家では夏休み中の在宅ワークを快適にすることに繋がっています。
子供に時間を取られて仕事時間が減ってしまうように思えますが、子供の構ってほしい欲を満たすためにも相手をする時間はどうしても必要。
かといって、終わりが見えづらいごっこ遊びなどはこちらのストレスに…
絵本の読み聞かせなら「今日は◯冊読んだら終わりにしよう」と決めやすいですし(それでも終わらないこともありますが!)、声を出し、自分とは違う姿を演じながら物語を読むことは私にとって一種のストレス発散になる気がしています。
この夏も引き続き感染拡大防止の影響で自宅で過ごさなければならなかったり、また猛暑だとなかなか積極的に外へ出かけづらい日もありますが、ひとたび絵本を開けばあっという間に別世界!
家の中でもできるドキドキワクワクな体験で気分転換してみませんか^^
快適な在宅ワークライフを目指す、
快宅ワーママのyuriでした。
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